2019.01.22練馬区立美術館「ラリック・エレガンス」のお知らせ
練馬区立美術館「ラリック・エレガンス 宝飾とガラスのモダニティ -ユニマットコレクション-」のお知らせ
その洗練された造形から、日本でも多くのファンをもつジュエリー作家・ガラス工芸家のルネ・ラリック。
本展では、ユニマットグループが所蔵するラリック・コレクションより、19世紀末から20世紀初頭の貴重なジュエリーをはじめ、晩年までのガラス作品を展観します。
ラリックは当初、アール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして活躍しました。彼の生み出したジュエリーは大変な人気を集め、とりわけ1900年のパリ万国博覧会で大きく注目されました。20世紀に入り、香水瓶のデザインと製造を足掛かりに、ガラス工芸家としての道を歩みはじめます。現在も続く、ラリック社の設立もこの頃のことです。
1925年のパリで開催された現代装飾美術産業美術国際博覧会では、自社パヴィリオンを出展し、まさにアール・デコを牽引する存在として世界中にその名を轟かせました。日本との関係も深く、1932年に旧皇族の朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)のガラス製レリーフ扉やシャンデリアなどを手掛けています。
宝飾とガラスのフィールドにおいて、アール・ヌーヴォーとアール・デコという2つの様式を生み出したラリックの優雅な作品世界をお楽しみください。
ラリック・エレガンス 宝飾とガラスのモダニティ -ユニマットコレクション-
会 期 2019年2月24日(日)~4月21日(日)
休館日 月曜日
開館時間 午前10時~午後6時 *入館は午後5時30分まで
※詳細は美術館にお問い合わせください
練馬区立美術館
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
TEL 03-3577-1821
主 催 練馬区立美術館(公益財団法人 練馬区文化振興協会)、毎日新聞社
協 力 ユニマットグループ